|
|
|
望観者
|
作詞 ホッパー |
|
そこにいるだけで汗が出る
雪国とはいえない空の下で
踏まれそこなった蟻が
ボクの下を這いずる
落ち込むふりがうまいんだ
意外と頭は空っぽで
傍観者に嫌悪した 自分が想起されたから
*希望を見つめることが幸せ
その中は疲れるからね
かなわなくてもただそこにある
日陰から日なたを見るように
影が動けばそこに
動いていこうあついから
蟻だってさっきより増えてるぜ
涼しいほうがいいってさ
おもってるような結晶なんてないぞ
雪だるまはもう泥だらけ
傍観者の傍観者 言葉のホントは心の嘘
希望がなくても絶望じゃない
堕落して死にゆくとしても
けしてやさぐれたりはしない
闇にも目は慣れるから
そこかしこに点在する
木陰の席の一つに
控えめに座って
ただ眺めるのさ ただそれだけさ
*
踏まれそこなった蟻はいつの間にか
ボクの上をせわしなく歩んでる
|
|
|