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パレード
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作詞 ホッパー |
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かじかんだ指先を
少しずつほぐすように
今日がまた顔を出すよ
ポケットにしまった
ビーズの犬の残骸が
一段と小さくなって
ゴソゴソするのをやめて
ちょっと前を向いて歩いてみた
冬の光のパレード
水面を照らして
乱反射するプレリュード
過ぎ去った思い出を優しく溶かすよ
あの頃の思い出が
少しずつ薄れるていく
あなたがまたボヤケてく
ポケットが破けて
ビーズの犬はいつしか
足だけになっていた
ドキドキするのを抑えて
指先をそっと握るように手をつないでよ
あなたとのパレード
二人だけで踊りたくて
屈折したエピローグ
一人の寂しさをただ噛み殺した
ボクはまだここにいるよ
過ぎ去ったパレードを
あなたがくれたパレットで
描いていくために
ポケットの中の
足だけの犬は
バラバラの玉になるだろう
あなたとの日々はいつか
名前のない粒になるだろう
思い出すこともなくなるけど
今は一人でもボク自身も描いていくから
あなたとのパレード
さびれ行く日々にさよなら
さぁハローグッバイ
あなたがくれた色を 一筆書きで綴っていく
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