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Pink knife
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作詞 デニム |
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広い世界を知った
その時ちっぽけだと思ったのは 自分の中に造り上げた世界だった
もう一度覗いてみても 大きな爆弾を落とされたみたいに 瓦礫の山になってしまった
今まで書き溜めた言葉は 道ばたのキャンディーの芯みたいに 雨にふやけている
俺が甘かった 俺の足枷はお前じゃない 俺だったんだ
お前はずっと 優しい桃色のナイフで切り裂いて そっちに行くのを待っていてくれた
俺は膝を抱えていた手で煙草をふかす
燃えカスになるまで約10分
外へ外へ ケムリは吸い取られるように空へ消える
お前と一緒に行くよ
そのうち俺の内側に新しい街が出来るよ 今度はもっと大きな街だ
俺が閉じこもってしまった時は大丈夫 お前がいる
昔 お前は裏切らないと言った
ナイフは地図 タバコは矢印
建設中の街のために いろんなものを見に行こう
完成したら壊してくれよ 俺が立ち止まってしまう前に
ただひとつだけ わがままを聞いてくれないか
お前に アンタは間違ってないって 言ってほしい
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