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メランコリー
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作詞 斎藤一樹 |
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衰えてきた 脳味噌掻き混ぜ
普通に動かすだなんて
棒と化した この脚叩いて
今すぐ駆け出すことなんて、無理
目まぐるしい車の往来
忙しない人間共の輪
浅ましい自分の姿…
全てが眩しすぎたから わからない
見ようとしないが故の輝き
何時でも孤独で哀れな自分は
愛されたいと思うが故の虚像
固く閉ざした 心を無理矢理
こじ開け覗き見るなんて
縫い合わせた この口解いて
思いを言葉にするなんて、無理
息苦しい社会の空気
あてのない人間共の輪
怨めしい誰かの笑顔…
全てが離れすぎたから 届かない
近づきすぎたが故の距離感
何時でも孤独で哀れな自分は
愛されたいと思うが故の虚像
誰か僕の描いた絵を 綺麗に黒く染めてくれないか
誰か僕の歌った詩を 大きな声で邪魔してくれないか
誰か僕の儚い夢 所詮、夢だと言ってくれないか
誰か僕の存在、生きている証を
その薄汚れた手で…どうか破って散らしてくれないか
全てが巨大すぎたから 敵わない
弱小だったが故の幻影
何時でも孤独で哀れな自分は
愛されたいと思うが故の虚像
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