|
|
|
A Snow
|
作詞 Shimozy |
|
やっと長い夜が明けたことに
ベッドの中で気がついたんだ
長い間待ち焦がれていた朝
だけどこんなにも ひどく切ないものだってこと
僕は今まで忘れていたんだ
窓の外にはきっと 雪達が降り積もってる
白く輝く美しい結晶(かけら)
でもその美しさに眩み 儚く消えそうな灯を
見失ってしまっていたんだ
人々に踏まれて傷つき 黒ずんだ雪達は
悲しき涙へと溶け変わる
だけど僕には全てを 救う力なんてありはしないから
せめて たった一片の雪(キミ)だけは
僕の左胸のあたりに 降ってきてほしいんだ
そして溶け出た涙が 嬉し涙でありますように…
僕はここで 雪(キミ)を待ちつづけよう
例え他の雪達を犠牲にしてしまったとしても
自分勝手だと言われたとしても
僕はとてもちっぽけなヒトだから
雪(キミ)だけでいい 君だけを・・・
やっと長い夜が明けたことに
ベッドの中で気がついたんだ
やけに胸をつく ひどく切ない痛みで
瞼の裏に写る ひどく儚い灯で
|
|
|