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スーパースターとあの娘の唄
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作詞 勝又 航 |
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まるで全てに勝ったように
周りを見下すぐらいの高いステージで
眩しすぎるライトを浴びて
大きな口開けて唄ってる
あの娘は誰だったかなぁ?
そういや周りの噂では
スーパースターと別れたらしいが
そんな事無かったかのように
素敵なラブソングを唄ってる
あの娘は誰だったかなぁ?
「あなたしかいない」なんてさ
噂では別れたすぐ後に
よくもまぁ 言えたもんだ
何を守ってるんだよ
あの瞳はごまかしてるんだろ?
僕は彼女をバカにした
なんで嘘をついてんだろう、て
来月あたりにでもさ
別れの唄なんかを
あのステージで唄うのを
1人で勝手に皮肉に満ちた顔で想像してた
彼女を見下すように想像してた
まるで別れてないかのように
周りを見下すぐらいの高いステージで
みんなの笑顔が見たいからって
大きな口開けて唄ってる
あの娘は誰だったかなぁ?
「愛してます」なんてさ
もう騙されないぞ 絶対に
あれ? この瞳はよく見れば
ごまかしていないようだけど
きっと嘘だよ そうでいてくれ
・・・・・え、その話は本当かい?
僕は愕然とした
別れてなんかいなかった
来月結婚するそうだ
あのラブソングは幸せに満ちていた
驚きと同時に僕はなぜかにやけてしまった
皮肉のかけらもないほどにやけてしまった
まるで全てに勝ったように
周りを見下すぐらいの高いステージで
まぶしすぎるライトを浴びて
大きな口開けて唄ってる
あの娘はとても幸せな人だった
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