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Noname
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作詞 閏宇 |
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恵まれすぎて肥えた思考の持ち主が
今日も楽しかったと明日を謳う
その背中には透明な翼が生えていて
今にも天(ソラ)へと昇っていきそうだよ
そんな無垢を地上で見上げながら
今度はどんなゲームで遊ぼうかと
それこそ肥えたやつらが考えそうな事を
平然と考えていたりする
美麗 輝き 上っ面の体裁
嫌いじゃないけど欲しくもない
そんなものが無くったって
安っぽい服でも、オレは綺麗に着こなすよ
聴こえてるんでしょ? 返事をしなよ
貴方を失うにはまだ惜しい
迷いなよ 天とオレの間で揺れ動きなよ
貴方もまだ、オレを失うには惜しいでしょう?
穢し甲斐のある顔をしないで
ますます貴方に堕ちそうになる
月を見上げるだけの高貴な存在(ヒト)
その目に傷(オレ)を刻みたくなるよ
当たり前だと思っていた事が全て
実はオレの作った独裁ルールだとしたら
例えばそう、無意識の呼吸
お前が自分の目で尺度をはかれる生き物で在る事を、願うよ
騙される方が愚か、それは違う
オレから見ればどっちもどっちだ
オレより遥かに出来のいいモノサシを持っていて
思わず摩り替えたくなるくらい
独走 協調 大いに結構
所詮決めるのは自分なんだし
肩くらいは押してやれるよ
オレも何度か肩を押された事はある
聴こえているのに、聴こえない
こんなにも貴方の声を待ち望んでいたのに
今度はオレか やっぱり堕ちたか
貴方を失いたくはないんだよ
ゲーム・オーバァ アイム・ルーズ
結果には思ったよりも満足している
月を引き摺り下ろして差し出せば
嫌でもオレを映すだろう?
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