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痛いものって何なのかな
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作詞 茨怨煌 |
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すぐ枕の横に置いてあるアレ
私がいつも使う机の引き出しにちょこんとあるアレ
刃は錆びるといつも念入りに交換して
カチカチさせる度に
自分がおかしくなった気がした
弱くって弱くって弱くって
怖くって怖くって怖くって
でも
綺麗な笑顔で白い腕に切りつけた私は
何だったんだ
君は私が生きていることを
唯一認めてくれた
大切な
たいせつな
た い せ つ な……何…?
もうちょっとだけ
反論と言う気持ちがあれば
もうちょっとだけ
あの舞台に立っている私が居れば
もうちょっとだけ
もうちょっとだけ
強さがあれば
もしかしたら
今の私は綺麗なのかも
もしかしたら
今の私はもっと素敵なのかも
すこし
猫で引っかかれたように残った痕は
一生消えてくれなくて
痛かったけど
でも
心の痛みより
何故か
痛くなかったよ
隅っこにある
小さな痛みは
君の所為ではなくって
弱い私が
同じく一人では弱いあの子から
受けたキズの痛みだったの
次こそ
強くなりたい
強く なりたい
何度も刃が腕に近づくのを躊躇ったのは
私の抵抗の証
強くしたのは君の存在で
今の私の存在に気づいてくれたのは君で
君が無かったら
今笑ってないよ私なんか
強く
なったら
君に
お礼を言って
もう二度と
君をしないように
君を考えないように
したいの
君の存在は
私が弱いという証で
君の存在のお陰で
私は強くなろうと思った
心の癒しで
心の快感で
今度は違う意味で君を見れたら
強くなったと
肌で感じれると思うんだ
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