|
|
|
君がくれた唄
|
作詞 ナナホシ |
|
見上げた空は哀しげで ポツリポツリ 涙を落とす
泣きやまない空の下 少年の声は涙音(あまおと)に消えた
愛なんていらないよ
愛なんて知らなくていい
泣き虫な僕は もういない
笑えばいいよと君は言う
簡単に言わないでよ
笑えばいいよと君は言う
僕のこと何も知らないくせに
あの日 鏡に映る少年に 手を差し伸べた
届かなかった 僕の手は 届かなかったんだ
★無抵抗な笑顔が 何より怖くて
無条件の優しさが 信じられなくて
それでも傍にいてくれた 君がいた
鏡の少年を 見つけてくれたんだ
愛なんて忘れたのに
愛なんて忘れたはずなのに
強がりな僕は もういない
泣いていいよと君は言う
君に雨が降り注ぐ
泣いていいよと君は言う
ずぶ濡れの君を抱きしめていた
君は 鏡の前の少年に 手を差し伸べた
あたたかくて 君の手は あたたかくて…
☆雨に打たれた君は こんなに冷たくて
寒さに震える肩は こんなに小さくて
それでもつないだ手と手 離さない
鏡の少年は にっこり微笑んだ
見上げた空は眩しくて 暖かい光 降り注ぐ
雨上がりの空の下 少年は七色の虹を見た
|
|
|