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眠りにつけたら
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作詞 夜咲遊莉 |
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眠りにつけたら、どれほど幸せだろう?
何も考えなくていい
何も苦しまなくていい
それは、どれほど楽なのだろうか
考えるほど、眠れなかった
とても眠たいのに、眠れない
眠るとしても、それは気絶に近くて………
僕は眠ることをしらない
おしえてくれたのは 愛しいあなた
眠れない僕に 優しくおしえてくれた
だけど、愛しいあなたはもういない
その事実を深く思い知るたび
嘆いた
どうして行ってしまうの?
どうして離れてゆくの?
こんなにも愛しているのに
知らなかった
この気持ちがあなたを苦しめていたなんて
欲すれば遠ざかる
欲しい欲しいと望むほど
あなたは僕の中から消えていった
ねぇ
人ってどうして傷つけあうのかなぁ?
元々は同じ人間なのに
どうして争うんだろう
でも
あなたと出逢って、わかった気がするの
少しだけ
傷を負うほど、あなたの心がわかる気がした
そのたびに、僕の心は抉れていったけど
それで、あなたが楽になるのなら
それでも、構わないと思った
そんな風にして
同じ傷を負った人間同士が
争わずに、咎めあわずに
わかちあえたなら
どれだけ平和だろうと思った
ねぇ
お願い
僕をもう一度、眠りにつかせて
苦しまないように
哀しまないように
僕がもう二度と、目を覚まさないように。
そして、あなたがいつか死すり
本当にいなくなった時
僕はあなたを忘れ
永遠の眠りにつくから
それまでは…
あなたがくれた
安らかな夢の世界で、待っているから
待っているから………
おやすみなさい と
最期に一度だけ
囁いて
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