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怪盗トラジカルの独白
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作詞 mixo |
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最果ての地に埋められた涙の雫乾けよ
息を殺して待つのは君の悲鳴と宝物の先
歌声が響いた夜は鐘を鳴らして僕が駆け出していく
ルパンの様には上手く逃げることも出来ない怪盗
偽善で配るパンと自己満足の宝石を握って 貧しい君の元へ
飽き飽きしたチェスの駒を砕いて飲み干せよ
息を殺して待つのは君の笑顔と愚か者の合図
声をあげて泣くよりは効率のいいことだと
君がナイフを振り上げるのは最後に取っておこう
雪が降り積もる朝は羊を引いて君が家から出てくる
母親のようには行かないけれど手綱を握り締めた娘
愛情で育った羊とひねくれた僕とじゃ適わない 息を潜めて
怠惰で曲がったオルゴールの螺子を顔に埋めよ
息を殺して待つのは君の涙とこころの先
夢見がちなこの頃は忘れてはいけない事と
僕が拳銃を握り締めるのは最後まで隠しておこう
最果ての地に埋められた涙の雫乾けよ
息を殺して待つのは君の悲鳴と宝物の先
僕が届けた宝石もパンも全部を咥えて逃げろと
正義のヒーロー気取らせて最後くらい僕にだって
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