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さよなら鉄道
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作詞 憂鬱なマンハッタン |
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最果ての地にたたずんだ厳しい冬を迎えた駅
故郷をたつこの胸の僅かな隙で黄昏が吹雪く
戸惑い かすめて積もった見慣れたはずの雪景色に
かじかむ声で別れの台詞 告げるのはあまりにも寂しすぎて
旅立つ私 いつの日か変わってしまうでしょう
どうか想い出 春が来ても溶け流れぬように・・・
もう、行きます さよなら鉄道
戻らない戻れない 嗚呼
それでいいと語るかのように汽笛がこだまする
車輪の軋む音までも青春の終わりを惜しむ
自らの顔が映った車窓に息 吹きかけ曇らす
東京へ続く線路は幾つもの想いを乗せて
幾つもの夢の切符と幾つもの人生を黙ってただ運ぶ
旅立つ私 夢 叶え いつか帰ってきます
どうかそれまで ここだけは変わらないでいてほしい・・・
じゃあ、元気で さよなら鉄道
泣かない泣きたくない 嗚呼
都会に降る雪はここより冷たいのだろうか?
旅立つ私 いつの日か変わってしまうのかな?
どうかそれでも ここだけは変わらないでいてほしい・・・
もう、行きます さよなら鉄道
戻らない戻れない 嗚呼
切なすぎる心のトンネル 早く抜ければいいのに
じゃあ、元気で さよなら鉄道
泣かない泣きたくは・・・
白く染まる最果ての駅で凛と鳥が飛び立つ
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