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聖なる夜が
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作詞 エイ |
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「寒い」泣き声で電話してきた
「ゴメン 今回も会えそうにない」
聖夜の近づく白い日
積もる雪たち 俺をあの子の元へ
一昨年から毎日貯金 100円
後2000円で君に会いにいける
もう少しだよ 待ってね
今年も会えないクリスマスデー
一人寂しく 君を想うの
ショートケーキで足りるお祝い
一人呟く “メリークリスマス”
聖なる夜 俺から電話かけ
どうして出ないと首をかしげる
耳に入るTVの音
電車事故 嫌な予感 心に過ぎる
君の名前 画面に小さく映る
2000円札を渋らず使えば
悔しさが俺を包む
来年から逢えないクリスマス
聖夜が奪う 君の存在
どうして連れてく サンタクロース
一人呟く “独りクリスマス”
来年から逢えないクリスマス
静かな空き地 君の思い出
笑う君がいる 瞼の裏に
電話かければ 声が聞けそうで
何度も電話するクリスマス
聖夜が奪う 俺の全てを
誰だ返してよ 声にならない
泣き声を出す“独りクリスマス”
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