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天使の階段
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作詞 neige |
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厚い雲と雲の合間から射し込む真っ直ぐな日光
美しい自然の現象をその写真家は「天使の階段」と呼んだ
翼ある天使の為にそんなもの必要なのかしら
翼ある天使に足があるのはどうしてかしら
その写真家はシャッターを切る手を止めずに言う
すべての天使に羽ばたける翼があるわけじゃない
ずっと天使が空を舞うことが出来るわけじゃない
天使に足があるのは翼折れて羽ばたけなくなった時
「天使の階段」を踏んで天に昇るため
もう一度空を舞う翼をつけてもらうため
いい画が撮れたらしく満足げな写真家に問う
ねえ 私も「天使の階段」を上ることが出来るかしら
出来るとも 君がそれをみつけて上る意思があるのなら
天に見放された堕天使でも?
もちろんさ だから君には足がある
そういって写真家は私にカメラを向ける
さあ 笑って 天使の笑顔は何より美しい
私はあなたに導かれ もう一度空を舞う天使になる
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