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コトバ
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作詞 neige |
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僕は知ってる
花の芳しさ
風の優しさ
青空の広さ
雨の冷たさ
虹の美しさ
愛の温かさ
僕らはこれらに生かされてる
セカイはこれらで回っている
人の純粋さ 奔放さ 賢明さ
社会はこれらで成り立っている
はず、だったのに
このセカイに”コトバ”をもたらしたのは誰?
人は”コトバ”に支配され
これまでのすべてを忘れていく
コトバに支配された人々は
自らの持っていたすべてを失っていく
純粋さも 奔放さも 賢明さも
コトバに支配された人々は
これまでのセカイを否定していく
花の芳しさ
風の優しさ
青空の広さ
雨の冷たさ
虹の美しさ
愛の温かさ
僕らはこれらを忘れていく
コトバが組み立てる社会は
複雑で無機質で 光が無い
僕らは意思を持たないまま
歯車や螺旋階段に乗せられて
僕らはこれらに生かされてる
セカイはこれらで回っている
僕らはこれまでのすべてを忘れる
香りも 感覚も 景色も 温度も 色も 心も
人々は無彩色のコトバの社会に生きている
けれどその瞳は人形のように死んでいる
僕らはこのセカイの輪廻から逃れられない
けど ねえ 誰か思い出して
僕らの世界はあんなにも美しくて自由だったこと
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