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梢の絆
作詞 Rosenkreuz
思い出そう
涙に映る あの人との日々
彩雲から覗く 霜天の煌きを合わせて

流す涙の数だけ
記憶から消えてしまうだろう
想い続ければ
いつか戻るかもしれない

梢に浮く波の音は 儚く潰えてしまいそう
先に映る細雪に例えられた 貴方との絆のように

忘れたい
瞳に残る 朝焼けで泣く枝葉
夢に在す 秘め事明かしたあの人

交わす約束の数だけ
私の硝子は砕かれるだろう
想う事の悲しさ
愛する事をやめようかな

梢に塗られた紅色は 溶け落ちた雪と混ざり合う
指に光る涙霞を重ねて 貴方の温もりを確かめる

指切りしたあの日を 忘れてしまったのかな
押し並べた花は枯れて散る
儚く飛ぶ蝶のように 私はどこへ行こう
行く当てのない 空を眺めて想う

昇る光は迷い しゃぼん玉のようにふわり
割れてしまう前に 貴方の掌に乗りたい

万華鏡のように 似た百の影
誰でもいい 涙を拭く人がいるのならば
出して 助けて 闇の狭間から

梢のように一頻りの絆は 明し夜に照らされた 
燃え尽きた糸の灰と共に 貴方との別れ道を廻む

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 梢の絆
公開日 2007/02/07
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 仮初の二人…二度とは触れぬ温もりを胸にしまい、彼女だけが寂しく涙を溜めて「さよなら」
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