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熟恋
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作詞 アエカ |
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またひとつこころが消えた
あたしの熟れたこころが散った
壊したのはまさにあなたで
あの子のせいでもあたしのせいでも
あなたのせいでもない恋だった
あなたはあたしを好きだといった
あたしもあなたを心底好きで
コイビトといえる権利が
すぐそこにはあったのだろう
だけど時がたって
すこし寒くなって
風のつよさもあたしの不安も
もうだいぶ大きくなったよ
わかってたあたし
でも目を背けてた
つよがって まだ信じて
ううん、しんじかったの
うまくしゃべれなくても
目を合わせられなくても
確かに輝いてたあの日々を
信じてたかったよ
ひとりで泣くのは寂しいよ
涙の一粒一粒に
諦めろって言われてるみたいで
あなたの言葉はあまりにも苦しい
あの子の「ごめん」はあまりにも悲しい
思い出すたびあなたは愛しい
あの子の声はとても優しい
あたしは明日も彼等に会って
たくさん笑って思い出肥やして
そして時にはあなたを思って
流れぬほどの涙を作る
彼女のうたに自分を重ねて
大好きな声は泣かせてくれて
またあの言葉を思い出して
静かに大きく泣くのです
悲しみ溶かして泣くのです
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