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冬の切れはし
作詞 なちょ
目を閉じて深く息を吸い込んで
幸せだったこと思い出す
懐かしくなるには
もう少し時間がかかるみたい

あの冬の日は夢みたいでした
待つことが喜びだった

毛糸をするするとほどくように
気持ちもほどけていけばいいのに
途中で絡まって固い結び目
ムキになってほどこうとしたから


あの空の雲の切れ目が胸に残る
幸せだったこと忘れない
すれ違いざま微笑むには
もっともっと 時間がかかるみたい

言いたくないから言わないけど
ずっと思ってる 「ありがとう」

唇の端をきつく結んで
きっと可愛げのないあたしだった
後悔は後から波のように
あたしは溺れて息も出来ない


ゆっくり確かに時間は流れて
いつか心から言える日が来ますように
足の先もつれて上手く歩けない
履き慣れない靴が妙に痛かった

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 冬の切れはし
公開日 2008/01/31
ジャンル その他
カテゴリ 失恋
コメント 冬シリーズ(青空は除く)ラスト!  「…ありがとう」
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