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迷宮鉄柵地下病棟
作詞 Shikill.
42℃の熱を纏った身体は 暗い地下室に無理矢理押し込まれ
近付いて来る足音達と 不気味に響く金属音も聴き慣れて…


  母:「絶対オ外デ遊ンジャ駄目ヨ。」
  僕の心の中:『ココカラ出レナイ事知ッテテ何故ソウ言ウノ?』
  母:「オ医者様ガ必ズ治シテクレルワ。」
  母の心の中:『本当ハ殺シタイノ。』
  僕の心の中:『デモ、死ニタクナイ!!』



何処からか吹いてくるこの風に ゆらりゆらり揺れてる千羽鶴
黒色<コクショク>の折り紙で作られた
首を折られ羽ばたけない鶴
まるで今の僕の様に
縛り付けられ吊るされて
最期を待つ人しか居ない環境の中に居る…




頭痛 眩暈 発熱 発作
吐血 嘔気 咳嗽 羸痩
ねぇ、教えてよ 僕の病名は何?

紫斑 徐脈 鱗屑 譫妄
弱くなる僕の声…
ねぇ、苦しいよ 過呼吸が止まらない!!


Doctor,Nurse and Mother,Father
一体何時迄僕を介抱し続けるの?
Doctor,Nurse and Mother,Father
何時になったら僕を解放してくれるの?




消毒液の海に溺れて
これから始まる手術に観衆は溢れて
初めて病室の外に出られた喜びも
直ぐ悲しみに引き戻され…


  母:「次ニ目覚メル時ハ元気ニナッテルワ。」
  僕の心の中:『“次”ナンテ無イ事僕ハ解ッテル。』
  母:「ダカラ頑張ッテネ。応援シテルワ。」
  母の心の中:『本当ハ殺シタイノ。』
  僕の心の中:『デモ、死ニタクナイ!!』



湿った病室を通り抜けてゆく風に
揺られ続ける千羽鶴
黒色が色褪せる事も無く
記憶だけが色褪せ始める
まるで今の僕の様に
縛り付けられ吊るされて
最期を待つ術しかない環境の中に居る…




Doctor,Nurse and Mother,Father
一体何時迄僕を介抱し続けるの?
Doctor,Nurse and Mother,Father
何時になったら僕を解放してくれるの?
Doctor,Nurse and Mother,Father
一体何時迄僕を介抱し続けるの?
Doctor,Nurse and Mother,Father
何時になったらお前達を殺せる日が来るの?

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 迷宮鉄柵地下病棟
公開日 2007/11/07
ジャンル ロック
カテゴリ その他
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