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蘇生
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作詞 ラウール |
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誰かが捨ててきた 何かを描きかけのノートに
そっと絵の具で色を塗ってみた
そうしたらそのノートの輝きは一瞬で蘇ったんだ
苦しい現実を味わって
現在(いま)を逃避したくなるけど
やがてまた何かに全うしたくなるような出来事が
未来では待ってるから
意気込んで挑戦してみて駄目だった結果に
どうしようもなく凹んで終わった過去があるなら
また何度でも意気込んで挑戦してみればいいさ
答えは決して一つじゃないはずだから
頑張って手に入れたものは
束の間にしてまたどっかに消え去ってしまうんだ
いつも良い事ばかりじゃない
むしろ悪い事の方が多かった気がする
僕が捨ててきた君との淡い想い出を
そっと何処かで見つけ出した
そうしたら君への想いは一瞬で蘇ったんだ
何か一つの出来事で
何か一つへの執着心はまるで変わる
だから未来の失敗ばっか考えずに今だけを
見据えて さぁ行こう
素敵に見えて残酷な現実に
同じような未来がやってくるかもしれないけど
残酷な現実から素敵な未来が
やってくるかもしれないんだ
僕は君といて幸せだったけど
君は僕といて幸せだったかな?
「ずっと一緒」って約束はいとも簡単に平伏したけど
僕等のその"約束"はただの"目標"だったのかもしれない
何か良い事があったとしても
いつも良い事ばかりではないし
むしろ悪い事ばかりだと思うけど
考えてみれば良い事も多かった気がする
時が無情に消し去った想い出を
もう一度 捜し 取り戻したいんだ
僕の想いが蘇った一瞬を永遠にするのは
もう今しかないと思ったんだ
だからこの想いが消えないうちに
君の灯火を分けておくれよ
そうすれば僕等はまた蘇る
人間の気持ちに果てなんてないんだよ
果てるのは死ぬときだけだろう
逆を言えば
人間の気持ちは何度でも蘇るって事なんだ
だからさ 何か良い事見つけよう
僕が置きっ放しにしていた
君との夢を描きかけのノートに
そっと自筆で夢を足してみた
そうしたら君への想いは一瞬で蘇ったんだ
一瞬の輝きを 永遠の光に変えたいんだ
だからこの想いが消えないうちに
君の灯火を分けておくれよ
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