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冬
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作詞 rei |
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雪が降る頃月の灯りだけが
私から滑り落ちる粒を照らした
優しかったあなただけを見てるだけで良かったのに
あなたの影が目の前から姿を隠す
想いが届かず消えてゆく
時間だけが過ぎるだけ
このまま何処かに消えようか
雪が自然と溶けるように
鳥が舞っている空を眺めて
あなたが好きだった歌を唄う
優しかったあなただけの笑顔が温かくしてくれるの
あなたの影を追うたびにあなたが遠くにいく
想いが届かず消えてゆく
時間だけが過ぎるだけ
過ちがなんなのだろうか
過ぎた時間を見つめてる
時間が戻らないものかと
自分勝手な願いをする
あの人の手に触れたいと
雪が町に降り続ける
会わずに時間だけが経てば
苦しむことはないのだろうかと
想いが届かず消えてゆく
時間だけが過ぎるだけ
折れそうな枝にも似たような
細い腕を月に伸ばす
冷たく降り注ぐ雪が
私ごと溶かしてくれないか
頬に伝わる粒だけが
月に照らされ輝いている
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