|
|
|
−終骨還−
|
作詞 虚 |
|
みな還ろう 鬼ごっこが終わったら
十五夜お月に みな還ろう・・・
8月の祇園の鐘が 時を奏でる
鞠をついては 1つ 2つ
幼き声と 蝉時雨
楽しい時間は ゆらゆら過ぎて
疲れも辛さも 痛みも混ざる
いつか終えし 昼の空
影が伸びたら 鴉が鳴いたら
みな帰ろう かくれんぼが終わったら
十五夜お月に みな帰ろう・・・
真昼に 咲く夢
真昼に 咲く愛
夜になる時 終わってしまう
骨になる時 消えてしまう
今日の連鎖が 一生ならば
−23:59−
布団の中で 何を祈ろう ―――――
8月の夕暮れ時は 全てが染まる
石段数えて 1段 2段
無邪気な声と 足の音
陽の降る時間は 音も無く過ぎて
夢も希望も 愛情も染まる
涼しく響く 風鈴の音
琴を鳴らす君 笛を吹く僕
みな笑おう 童歌を唄いながら
全て明日には 消えていく・・・
いつか終えし 昼の空
影が伸びたら 鴉が鳴いたら
みな還ろう 鬼ごっこが終わったら
十五夜お月に みな還ろう・・・
鬼さんこちら―――手の鳴る方へ。
|
|
|