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TWILIGHT LAGOON
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作詞 バロネット |
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目を開けたくない 何も感じたくない
その手は空を掴んで 満たされぬまま
小さく呟く 誰に言うわけでもなく
あの日の砂の城は 波にさらわれ消えた
静かなせせらぎの傍に置き忘れた君への言葉
そっと耳に当てては 何度も頷き答えを……
茜色の日々を彩る幾千の花弁
舞い君を飾るよ オレンジの影さえも
西へ沈む太陽は静かに時を刻むから
その目にその手に 君の温もりを残していて
弱虫な僕は 涙を見せないから
君のその姿からも 逃げ出すばかり
何かを失い 零れ落ちた約束と
君の面影浮かべ また夢に帰るから
砂浜に描いた傘と名前と出会った日の日付
透き通る記憶達 君が一つずつ消えていく……
愛しい人今を彩る空を見上げてみよう
気付いているだろう あの日と同じ色を
色褪せない思い出に君とのページを増やそう
忘れないように そう言い聞かせてまた眠るよ
剥がれ落ちていく君は 全てが笑顔なのに
今はその顔さえも薄れていくんだ
落ちて行く夕日 峠は過ぎ
僕は闇に溶けていく 君を残して
茜色の日々を彩る幾千の花弁
舞い君を飾るよ オレンジの影さえも
西へ沈む太陽は静かに時を刻むから
忘れないでいて もう何も要らないから
この景色は君に……
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