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アイリス
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作詞 バロネット |
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悴む手を合わせて 居る筈の無い者に願う
「どうか連れて行かないで」 膝を付く
降り積もる雪が 私の思いを隠して
あなたのいない涙の夜 少し寒い隣の隙間
埋めるものなど何一つ無いけど
変わらない変われない変わる筈も無いさ
この嘆きを聞いてほしい その耳が痛むくらい
張り裂けそうな胸を押さえ堪えあなたを抱く
綺麗になったベッドとシーツ 白紙になる部屋で
花瓶に挿した花が散る頃 私は静寂を壊すよう泣いた
目を閉じて今思う あなたの日々とこれからを
考えても意味が無いのにね 笑っちゃうでしょ?
まだ私は あなたと明日笑える事を願ってる
そんな私が嫌で嫌で 嫌なのに なのに…
消えそうなほど脆い心 明日の見えない虚ろの目で
覗けるモノが狭くちっぽけでも
忘れたい忘れない忘れる筈もない
だって私が忘れたら あなたがいなくなるもの
物憂げな目で求めているあなたの温もりを
大切だった思いと言葉 夢になるけれど
微かに揺れる木漏れ日の中 私は仄かな微熱を残してた
変わらない日々をただ愛してる
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