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GALLOWS
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作詞 バロネット |
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四月の日
千切れた染井吉野が見える
あの頃も 綺麗な小春日和だった
五月の日
冷たいコンクリートに触れる
もう一度 この身を溶かしてしまいたい
ヤリナオセルナラ、ボクニ"生"ヲクダサイ
挫けた足 悲痛と哀に散る様
虚しさに押し潰されそうさ
湿った孤独の中で 哀れと嘆く
九月の日
枯れてる木の葉は移し身だね
数えてる 刹那に交わした言葉摘み
十二月
震える身体を慰めてる
本当は 心の奥が痛いだけさ
オワリガクルナラ、ボクニ"×"ヲクダサイ
込み上げるのは、憎しみになっていた切なさ
獄窓に移る景色も季節も判らぬまま…
僕は愛しい日を待ってる
指折り数え
枯れてる声 苦しい首に触れては
あの日が脳裏にこびり付く
くだらない強がりでは 押さえきれない
あと、もう少しだけ……泣いてもいいですか?
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