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hatch in cage
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作詞 斗望 |
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針が通り過ぎたあとの 掠れた数字を辿る
まるで濡れたような重さ これが痛みか
真実を掲げ 真実を覆い 嘘を吐き散らし 嘘に泣いた
無意味に握る指先に 自分を見失ったようだ
裂いたScreenの向こうに 知らない誰かがいる
手に提げた欲を見つめ 汚らわしさに笑む
潰した両目に まだ熱く残る 白い情景に手を翳して
眠れない夜 まだ熱く残る 鼓動の裏に声が響く
反抗を掲げ 反攻を覆い 犯行を見い出し 愛に皮肉を
無意味に叫んだ喉を絞める 求めるものは手遅れ
溶けたSceneの向こうは もう誰もいない
演じ続けた時間も 巻き戻せばまた同じ
塞いだ耳に まだ熱く残る 問いの答えを忘れたくて
目覚めない朝 まだ弱く鳴る 鼓動のその奥にあるものは何
ああ夢を見てた もう冷たい 白い情景に滲む後姿
眠れない夜 まだ熱く残るのは 「求めた末の涙」
まだ熱くの残るのは
仄暗い影を引きずり この部屋を出よう
朝焼けに照らされた顔が いつか笑顔を模れるのなら
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