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Blurred
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作詞 斗望 |
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君の弱すぎる鼓動に恐怖する
暑過ぎる夜に繋がれ 朝まで意識も飛ばない
気だるさを拭えないまま 今日も君に会いに行く
涼しげな表情は 窓から外を見てる
音を忘れた君は 僕に気づかない
僕がうざがる笑い声も雑踏も 聞こえてはいないんだろう
いつか僕があげた 君が握る花は枯れ果て
同じくらいに枯れそうな腕が僕を求める
そのブレた向こう側は 僕らには似合わない
いつもと変わらない青空
過ぎてく時間と 変わらない僕らの時間
冷えていく記憶と またさよならを交わす
それでも泣いて泣いて泣いて泣いて
忘れ去ろうとする絶望に溺れている
僕と違う まだ笑えてる君を抱きしめる
僕の強すぎる鼓動に恐怖する
孤独を愛す夜と眠り 鬱陶しい朝が来る
鏡に写る無表情と 心の中の腐敗した希望を
ドアを開けると 君は蹲って眠ってる
蠕動する白い喉 冷たい金属が絡まる
寂しすぎて死んじゃいそう そう笑った君の顔は微妙に違う
いつかこの部屋に 明かりが灯る日が来たら
僕らはこうして会うことも無くなるのか
暈やけはじめた未来 顔の無い明日
いつもと変わらない掠れた夢
過ぎてく時間と 変わらない僕らの時間
積まれていく記憶と 崩れ落ちる期待
それでも泣いて泣いて泣いて泣いて
忘れ去ろうとする空白に溺れている
僕と同じ 声になら無い叫びをあげる
二度と産まれる事無い君へ
二度と生まれる事無い君へ
二度と笑う事無い僕を
二度と泣く事無い君を
またこうして季節が過ぎていくなら
また僕は君に花をあげよう
またこうして四季が咲くなら
増えるだけの管を千切ってしまおう
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