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イヴァンクローン
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作詞 斗望 |
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私の名は嘘
色彩の中に混じる君は どこまでも濁していく
気づかないまま漂うことは 罪じゃないの? ねぇ
言霊を返す指先には 拒絶の色が滲む
君の瞳を見る事さえ 私は拒む
辛いよ痛いよ 叫ぶ音は千切れ
振り向きもしない君の手を払う
複製された仕草 何処かで聞いた声
誰も知らない君 私しか知らない君
「私の存在が影になるんだ」
重たい言葉の錘 君の涙がまた穢す
無彩の中を歩く私は どこかで君に手を伸ばす
気づけない侭走る君の目に 一瞬でも映った? ねぇ
なぞる困惑の顔には 不審の色が掛る
私の対の存在でさえ 私は求める
体の中を通る 心音が共鳴して
白い陰りに染まった君が笑う
溶け込む瞬間 私は君を生んだんだ
複製された仕草 私の中で響く声
誰も知らない君 私を知らない君
君の名はイヴァン 反響して落ちる
不完全な意思 私だけに伝わるシグナル
君の名はイヴァン ライの二つ名
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