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絶対零度
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作詞 斗望 |
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「悲し日も 過ぎ去りし思い出に呑まれる
心から産まれし炎 類火となり君を焼き尽くす」
透き通った青空に泣いた朝 太陽と引き換えに消えた灯
最後に手を伸ばした先は僕 その瞳を忘れずいられるのだろうか
抱きしめた温度は絶対零度 全てが凍る 心も 体も
泣きたくなる青空の元 静かに眠る君を抱く
遠すぎた季節も 流れるように去っていく
置き去りの想いを風に乗せ 僕よりも遠くへ 誰よりも遠くへ
眺める景色も 君がいた季節から変わらず
今も柔らかな雪が舞い降りている
凍える灰色の世界に泣いた夜 月が照らすひとりの僕
伸ばした腕の向こうに君がいて 雪より柔らかに微笑んでいる
握り締めた心は絶対零度 全てが凍る 時間も 世界も
忘れたくなる想いを呟き 貴方の消えた季節に沈む
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