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シグナス
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作詞 斗望 |
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白い景色に色を落とす
それが何であっても結果に変わりはないだろう
赤に濡れるアナタに碧い薔薇を飾ろう
眠るアナタを水面の輝きの中に誘おう
北十字の微笑みが照らす
月より柔らかに 激しく 痛く
歌う森はやがて朽ち 輝く星はいつか尽きる
アナタはこの湖の中でそれを見続けている
僕はそんなアナタを見ている
碧い景色に色を落とす
それが何であっても結果に変わりはないだろう
沈むアナタの四肢に絡まる薔薇の棘が
アナタに触れる僕を拒み始めた
南十字の無常な光が消える
太陽より大きく見えた 冷たく 愛しく
謳う大地はやがて枯れ 僕らを誘う流れも止まる
アナタはここで共に朽ち果てやがて飛べない蝶になる
僕はそんなアナタを見ている
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