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虚無の青
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| 作詞 斗望 |
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毒に塗れても 心を引き裂いても
されど苦しい祈りを捧げるのなら
誰も君を責められはしない
十字の逆光を焼きこまれ 呻く姿が溶ける
掌に落ちた言葉はすべて虚として
ひとつという存在がすべて青だとして
僕はまだここにいる
君はなぜここにいる
答えすら虚として 青として
空に溶け込む それすらも無となる
ああ 空に還る生を見送る
死を溜め込む身体を捩り
刻む時を巻き返し またここで
無くした先と腐った過去に染まる
花に塗れても 生を分け与えても
されど苦しい刹那を抱きしめるのなら
誰も僕を責められはしない
逆十字を刻みつけた背中に 漆黒の翼を
瞳に落ちた愛はすべて青として
ひとつという存在がすべて無力だとして
君は何をしていた
僕は何故生まれた
答えすら青として 無だとして
海に溶け込む それすらも虚となる
ああ 海に還る死を見送る
生を繋ぐこの身体を翻し
刻む時を壊し続け またここで
無くした光と腐った愛に染まる
ああ 空に還る生を見送る
死を溜め込む身体を捩り
刻む時を巻き返し またここで
無くした先と腐った未来に贈る 虚を
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