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蝶と嘘
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作詞 斗望 |
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無口な影は今も 僕の後を追いかけてる
何もない辛さに 拍車をかける様に
身勝手に振舞う貴女 翠に染まっていくの
鏡を見れない貴女 心抉る想いは廻り続ける
砕けるほど抱いてください
堕ちてゆく 銀の丘
揺ら揺らと舞う蝶は静かに絶える
沈んでく 白い海
濡ら濡らと開ける瞳には被膜
化身と為る身を引き摺りながら
絶えることなく叫び続けている
振返れば笑みと嗤いと緋色
開くことのない瞳は僕を離さない
堕ちてゆく 銀の丘
景色の中で手を振る貴女が消えた
沈んでく 白い海
風は止むことなく僕だけを流して
堕ちてゆく 黒の粒
貴女の閉じた瞳から流れるものは
汚れてく 白い嘘
いつまでも僕の中で貴女は泣いてる
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