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紅
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作詞 斗望 |
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寄り添った影が 僕らを追い越してく
伸びた髪が 冷たい指先が
二人の季節を背負ったまま
ここに立ちどれだけの時が流れたのか
落ちてくる木の葉も緋色に染まり
君の頬を撫でる風も冷たく
夕暮れの街角で二人よりそって
涙を流して 笑ったね
「さよならじゃなくて おやすみがいいよ」
君が言ってたね
もう会えなくても季節は思いを置き去りにするから
涙の理由も笑顔の理由もわからないけど
確かにそこにあるのは 哀
「後ろを向いて横を向いて 最期に前を向いて」
ほら僕を見て
さっきまで泣いてた僕も 今は笑顔だから
そして君が今くれた笑顔は忘れないよ
「ありがとう またね おやすみ」
抱きしめた
手と手が重なり合う 温もりは永久に続く
確かにそこにあるのは 愛
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