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荊涙
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作詞 斗望 |
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懐かしい温度 隣に在る
柔らかなその笑み
大好きだよ
くれた微笑に返すものがないよ
私には何もないのに
それでいいんだよと 何もいらないと
優しく手を握ってくれたね
言葉よりも深く もっと深く
思いが伝わる指先
大好きという響きよりも大きな
安らぎが隣に在る
悲しくて辛くて 全部嫌になって
自分の弱さがもどかしくて
握ってくれていた手 振り解いた
それなのに
優しさが 温もりが
遠ざかるような気がして
大声で泣いた
言葉よりも深く もっと深く
思いが伝わる胸
大好きという響きよりも大きな
安らぎがここに在る
流した涙よりもっと 溢れ出る寂しさが
波打つ鼓動と共に止る
消えそうな微笑が 暖かさが
私を掴んで 離さない
涙をそっと拭った指先が
頬に触れて...
額を当てたその優しい情景
私の涙で濡れた指先が落ちる
あなたの時が止った
私の時が止った
言葉よりも深く もっと深く
思いが伝わる指先
大好きという響きよりも大きな
安らぎが隣に在る
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