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銀糸の約定
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作詞 斗望 |
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両手から 零れだした
涙は海に落ちて
静かなる 波紋を立てて
映し出す私を濁らせた
澄みわたる丘の湖
畔にたつ君
手にとまる白い鳥の 首に飾る金の約束
瞳の中戻ってきた情景
傷を開かれる苦痛
紅き血を滴らせながら
この湖へ誘う
銀の髪 突き刺さる剣
翳った瞳は何を映す
沈んだ その体
水面に散った白い羽
蔦に捕らえられた騎士の上
小鳥は歌う
君と結んだ約束 金の首輪光り放つ
瞳の中映し出される情景
命の息吹を感じた
紅き血を廻らせ蘇る
この大地へ誘う
銀糸靡かせ聖地に立つ騎士
蘇りしかの日の英雄
幾年の眠り時を止めた私 私 涙
瞳の中戻ってきた情景
傷を開かれる苦痛
紅き血を滴らせながら
この湖へ誘う
共に果てよう この地で
蘇ることは叶わない
嘗ては戻らない
この湖の中で更なる眠り
幸福の続きを
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