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旋
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作詞 斗望 |
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泣きたいほどに世界は苦しいから
この手で切り裂いてもう終わりにしたい
横に靡く風も いずれは妨げになり
差し出された腕も いつか裏切る
感情の渦の中に黒い黒い憎悪が 痛い
堕ちてゆく身体と共に溶け出すの
汚れたこの両手で 自分の心裂いてみたら
いつかの涙が溢れだして
傷だらけの身体をそっと海に投げ出したら
広く残酷な世界と サヨナラ...
紛れこんだ闇にも拒まれて
苦し紛れに叫んだあの日を忘れはしない
君が流す涙も 私には理解できなくて
差し出された指先も いつかは千切れる
ああ どうして
こんなにも 「涙」
汚れたこの両手で 平穏な世界切り裂いたら
いつかの記憶が零れだして
傷だらけの身体を引き摺り手を伸ばすのは
悲しみから隔離された触れた事のない
永久という幸せな闇へ
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