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黒い悪魔と白い騎士
作詞 斗望
仮初めの 言葉など私は要らないの
君のその 何も紡がない口を只待つの

窓開けたら青空 振り返れば石壁
靠れかかる黒い双翼の気高き悪魔
混ざり合った視線の先に
私達の未来は在ると そう約束したの

幼い頃の記憶にあなたはいない
私の隣にいたのは美しい白髪の騎士 
淡い恋心を抱いていたの 私ずっとずっと好きだった
けれど天からの使者が私の愛する人を奪っていったの

最後に貰った白い花飾りが涙に濡れた記憶 疼く胸

あの日
深い深い傷を負ったあなたが舞い降りてきた
力なく私の前で崩れる誇り高き悪魔

力を解き放つ 私の額の理に託した約定は
灯火消えそうな悪魔にとっての好条
魂と引き換えに 私を守ること

そして幾年の季節が過ぎ去り私は
優しき寡黙な黒い悪魔に魂を渡した
もう二度と大切な人を失いたくない そう願った そう祈った...

消えそうな悪魔の身体に私の魂が宿った
ありがとうと呟いたね そこで一度記憶は途切れた

記憶がまた廻る
あの日
深い深い傷を負ったあなたが舞い降りてきた
力なく私の前で崩れる誇り高き悪魔 
とても悲しそうな瞳をした黒い騎士

気づくとそこは白い海だった
魂のない私を庇った黒い悪魔の血が浮かぶ

大切な大切なあなたを求めて
白く赤い海へと深く潜る
白すぎる世界の中に浮かぶ黒い悪魔
どうか どうかいなくならないで...

抱きしめたその身体に淡い光りが宿り始め
その傷ついた翼が白く染まる
顔をあげて見れば微笑む顔
いつかの 懐かしい綺麗な銀糸の波

深い深い傷を負ったあなたが舞い降りてきた
力なく私の前で崩れる誇り高き悪魔 
とても悲しそうな瞳をした 黒い 騎士

深く深く白い海に沈みゆく大切な人
力なく微笑む顔 頬にある熱
とても綺麗な 白髪の騎士

光りになって 消えた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 黒い悪魔と白い騎士
公開日 2008/07/08
ジャンル その他
カテゴリ その他
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