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蝶
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作詞 斗望 |
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凍えた体は 熱と優しさを求め
彷徨う指先 留まったのは赤い蝶
燃えるような羽をはためかせて
僕の瞳に入り込むように
溶け込むように
弾けて消えた
ああ 優しさが 温もりが
過去の日々を洗い流して
ああ 罅割れた 鏡に映る
僕の瞳の中 あの 赤い蝶
ゆっくりと僕の中から
抜け出して
また夜空に向かい 飛んでゆく
綺麗な双翼
同時に流れ出した涙はまた赤く
煌いて...
燃えるような羽をはためかせて
僕から 遠く離れていく
空に向かい
弾けて消えた
ああ 優しさが 温もりが
過去の日々を洗い流して
ああ 罅割れた 鏡に映る
僕の記憶 あの 赤い蝶
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