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狂ト為シ、朽チテ嗤ウ。
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作詞 斗望 |
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ああ あの空と海の間
空白を見た
時が止まった様な
浮かべた表情無き顔に
そっと両手で触れる
叶わない永遠に
願い続けることを拒否した冬
汚れた腕はまだ君を掴んで離さないから
剥かれる心
浸されていく身体
全てを包みこまれ 不安と安楽が混じり
僕は眠りにつく
深く 深く 永久に目覚めることの無い
朽ちた君に問いかけて...
目覚める朝 君は昨日と同じ顔
表情ひとつ変えないんだね と
僕は君の頬に触れ笑いかける
温度のない君に
何度も何度も愛と傷を与えた春
無口な君は表情ひとつ変えず
何も映さない瞳で僕を見据える
剥がれる心
沈んでいく身体
全てが溶け込み 快楽と憎悪のループ
君は砕ける 僕は笑う
深く 深く 永久に目覚めることの無い
落ちた僕に問いかけて...
最後にみた君は口端を歪め笑う愛しい人
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