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千切れた真珠
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作詞 斗望 |
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君の笑顔 最後の写真
その隣で静かに光る白い首飾り
君が僕に残した最後の思い出
眩しい朝に照らされて
目覚める日は
君の暖かな笑顔が いつでもそばにあったね
あの日交わした言葉
星空の下で呟く君
「ずっと一緒にいれたらいいのにね」
儚い思い 叶えたくて
そう言って悲しげに笑った
その身体はとても小さくて
震えている肩をそっと強く
抱きしめた
ずっと ずっと
同じ空の下
いることはもう僕等には出来ない
いつ君がいなくなっても
僕は泣かないよ
君の優しさが此処に在るから
あの日渡したもの
小さな白い首飾り
君は泣きそうな顔で悲しそうな顔で
言葉にならない ありがとうを呟いた
もっと長く 生きられるなら
君との時間は短く感じるだろう
それでも君がこの世界に生きられるなら
大切なこの一瞬も
君とふたりで いたいから
ずっとずっと
同じ世界に
いることはもう僕等には出来ない
最後に君が自らの首に下げた首飾りを
そっと僕の手に落とし
呟いた言葉は
いつまでも響き続ける僕の中で
ずっと ずっと
同じ海の底
此処ならふたりで永久にいられるね
最後に君が僕にくれたもの
白い真珠の羅列が思い出と共に
海に溶け込み...
やがて 君が
目覚める朝に
天から深い海に光りが差し
また笑顔照らしてくれるはずだから
それまで僕はずっとずっと 待ってる
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