|
|
|
廻月
|
作詞 斗望 |
|
無くしたもの全てが
また手に入るなら
僕は受け流して
星になりたい
忘れたもの全てが
また蘇るなら
私は拒んで
夜になるわ
死を恐れずに立ち向かったあの日
走馬灯が駆け巡る夢
嘆き悲しみ それでも強く明日を願い続け
海に消えていった勇者達
生は 細くて短い糸のようで
死は 深くて広い宇宙のよう
陰る月もまた それを物語るように
落ちていく勇者にそう語りかけた
また廻る生に 再会を
貴方との記憶は失ったけど
また会えるなら 私は
貴方を愛す 解るわ
汚れた腕を切り落としたあの日
赤に溺れて泣いたあの夜
嘆き悲しみ それでも強く未来を願い続け
夜に融けて消えた還者達
生は 白く透ける雲のようで
死は 赤く笑う月のようで
美しさに陰る光りも全て
私達を拒むのだろう
また廻る生に 再会を
君との記憶は失ったけど
また会えるなら 僕は
君を抱きしめる 誓った
また あの赤い温もり
繰り返すことのないように
涙に塗れて消えることのないように
幸せを ただ 貴方の 君の
幸福を願い続けるから
|
|
|