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Invidiae
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作詞 斗望 |
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風が運んでくる
血と樹の香り
咽るこの空気
視界も 霞む
傷跡を抉るように
囁く言葉は僕の苦しみ
消えゆく影を追いかけても
届かず虚しく壁に縋り嘆く
手を伸ばしても在るのはただ
零と壱の間の狂気
狭い隙間から這い出たのは誰だ
君の赤い瞳に映る
歪んだ僕の相貌は
君との記憶に怯え続け
命を吹き消す
赤く染まるこの身体に
纏わりつく鎖が錆びて
軋む音が渇いた空気に
響き 渡る
傷跡を抉るように
囁く言葉は僕の苦しみ
消えゆく影を追いかけても
届かず虚しく壁に縋り嘆く
愛も憎しみも悲しみも
喜びも怒りも全て
この空に返せるのならば
僕は 此処から 消えたい
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