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Amentiae
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作詞 斗望 |
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やがて近づいて来る
月が赤く笑う
憎悪と狂気の狭間で
手を伸ばし求める
あの日みた傷だらけの
歴史の流れを読み解き
私の中の死んだものが
目覚めはじめた
疼きだす
強い力の中で生まれ
やがて死んでゆく悪意の
上で揺れるわ
花は腐り枯れ果てて
やがて朽ちるその身体の
隣へ笑みと一緒にばら撒く
君とみたあの月も
今は獣の目を浮かべて
私達を上から見つめているわ
きっと気づくときがくる
世界の終わりと始まりの
狭間で 揺れ動く 悪意
死んだ目を動かしながら
足取り重くたつ君は
血まみれの刃振りかざし
私に向かう
私は君を抱きしめた
世界が終わりを告げる前に
愛をこのモノに与えよう
塵と化すその身体は
黒き空へと舞い散っていく
力無き私の腕をも一緒に
流れる血と涙が混ざり
解けこんだ水の中に写る
私の顔は歪んだ汚い 相貌
やがて響く滅びの歌を
聴くまえに私は遠くへ 遠くへ ゆくわ
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