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Amentiae
作詞 斗望
やがて近づいて来る
月が赤く笑う
憎悪と狂気の狭間で
手を伸ばし求める

あの日みた傷だらけの
歴史の流れを読み解き
私の中の死んだものが
目覚めはじめた 

疼きだす
強い力の中で生まれ
やがて死んでゆく悪意の
上で揺れるわ

花は腐り枯れ果てて
やがて朽ちるその身体の
隣へ笑みと一緒にばら撒く

君とみたあの月も
今は獣の目を浮かべて
私達を上から見つめているわ

きっと気づくときがくる
世界の終わりと始まりの
狭間で 揺れ動く 悪意

死んだ目を動かしながら
足取り重くたつ君は
血まみれの刃振りかざし
私に向かう

私は君を抱きしめた
世界が終わりを告げる前に
愛をこのモノに与えよう

塵と化すその身体は
黒き空へと舞い散っていく
力無き私の腕をも一緒に

流れる血と涙が混ざり
解けこんだ水の中に写る
私の顔は歪んだ汚い 相貌

やがて響く滅びの歌を
聴くまえに私は遠くへ 遠くへ ゆくわ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル Amentiae
公開日 2008/05/22
ジャンル その他
カテゴリ その他
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