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消された証
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作詞 斗望 |
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言葉の無い世界
風の音だけが響く
名も無き戦士は語る
過去は 今は 未来は
乗り越えてこそ輝くものだと
風を受けて立ち向かう
その姿を人は支えた
希望の光りを捨て去ったその戦士に
戦士が英雄へと変わるまでに
森は囁く 樹は歌う
水は笑う 人は滅ぶ
赤く彩った身体を
引きずり帰還した英雄
その背景は黒く染まる
滅びに向かう世界を背に
薄笑いを浮かべるこの英雄こそ
世に裏切られ消された者
人は また消えていく
森は唱え 樹は枯れる
水は渇き 人は滅ぶ
称えたその戦士の背景には
黒い歴史が重なり
呪われた運命が遮り命の光りを吹き消す
失った光を求め彷徨う
消した存在
消された存在
真実のみを見る事がきでる日はくるのだろうか
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