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蘭契
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作詞 斗望 |
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空高く投げた花束が
僕らを包むように
降り注ぎ風に身を任せ舞う
揺られ委ね運命は
僕らのまわりを囲む
全て悲しみと愛に分けられて
涙をからすためのもの
はぐれた手が何かを求め
無に翳しつづける身体
凍えそうなこの心は
君だけを求めて彷徨う
何も見つからないこの地で
僕は果てなき花達に囲まれ
君を空に思い続け
涙はかれてどこへいったの
遠く広く世界は続く
君を忘れられないのは
声が言葉が僕の頭の中で
ずっと響き続けてるから
はぐれた手が何かを求め
空に翳しつづける孤独
朽ちそうなこの花は
まるで僕の姿を映すよう
空に花に君を重ね
不意に零れた涙に愛を
灯しやがて燃え尽きるまで
僕はその傍らで眠り続けるから..
君とまた会える日まで
歌声は鳴り止まない
僕のひとつの大きな世界の中で
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