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傷。
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作詞 斗望 |
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僕等の痛みは誰が
消すことのできるものだろうか
辛さを知り悲しみを知り
生き抜いてきたこの世界で...
風が通り抜けた
僕等の後ろから
冷たい世間の間に挟まれて
夢描くことさえ許されない
矛盾に固められた言葉だらけ
心を弄る言葉よりもっと
辛いものは失うことだろう
何も分からなくなることを
恐れて
今に消えてしまいそうな希望を
抱きしめて
この掌の上で舞う羽を
そっと空に 返して
誰が僕の手をひく
誰が僕の背中を押す
ひとりじゃ生きてゆけないのは
解かっているのに
誰かに頼ることを恐れて
ひとりで乗り越えれるって
強がりばかりの僕の
涙を許してくれた 君 あぁ
真直ぐに立つことすら
難しく無意味思えてくる
そんな孤独の真ん中で
僕は君の涙を見る
強く引き寄せた泣き顔も
僕と同じ痛みを知ってる
強く生きることなんて
できずにただもがいてるこの 世界で
ずっと ふたりで
愛し合って傷ついて...
誰が僕の手をひく
誰が僕の背中を押す
ひとりじゃ生きてゆけないのは
解かっているのに
僕等はただ真直ぐ
前を見据えて歩んでいく
ずっと ふたりで
愛し合って 傷ついて...あぁ
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