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黒い涙
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作詞 斗望 |
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特別なんていらない
ただ見てくれれば
温もりなんていらない
ただ触れていれれば
何も映さない黒い瞳が
僕の変わりに涙を零す
影より暗く何よりも深く
沈めて 記憶ごと
沈めて 存在ごと
要らないものと
投げ捨てられた
愛情
儚く零れ落ちて
崩れた
記憶と共に
愛した
涙と朱に溺れる君と共に
夕闇に染まる 四肢が鈍い痛みを覚え
虚ろになる瞳に映りこむのは何か
痛みに震える 夜を超えて
君に会いに行くと
抜け出せない暗闇の中
絶望の影を見つけ
味方につけようと頬を摺り寄せてみる
不意に零れる涙は
君とよく似た容貌
温度は僕のほうが遥かに暖かい
記憶に残る君の口から
僕の変わりに紡がれる言葉
闇より暗く何よりも深く
消えて 意味ごと
消えて 全て
要らないものと
投げ捨てられた
愛情
僕の足元で止まり
崩れた
記憶と眠る
愛しい
涙と朱に溺れる君と共に
抜け出せない光の中
絶望の影を見つけ
一緒に眠りに落ちる
不意に零れる涙は
君とよく似た容貌
温度は僕のほうが遥かに暖かい
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