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呪醒
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作詞 斗望 |
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ユラリ畝る 草木の呪い
グラリ歪む 草花の祝い
霞んではまた生まれ
滲んでは死んでゆく
呪いの言葉紡げば
大地は静かに叫ぶ
反響する夜
静かに始まる
虚ろな瞳が 開ける時が来る
同時に呪いが世界に広がる
月が欠け 星屑が語りはじめる
耳を塞ぐ者を追い詰めるように
怯えるものを抱きしめるように
誰もが振り返る
懺悔の歌 落ちて 落ちて 響け
鎖で繋がれた罪の重なりが
痛みとなって体を欠け廻る
永劫の眠りに手を差し伸べて
右手に持つ痛みを分け与えて
ゆっくりと起き上がる
黒い天使の手を取り
迎え入れよう 空へ 空へ 誓え
鎖で繋がれた愁いの重なりが
苦しみとなって目前を覆う
月が欠け 星屑が語りはじめる
愛したものを追い詰めるように
愛しいものを抱きしめるように
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