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distortion
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作詞 斗望 |
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傷だらけの 腕の中で
思う言葉 君だけへ君だけに
繫がる衝動 抑えられない
感情の叫び
黒い手が目の前を覆う瞬間
誰かの叫びが木霊する
白黒の世界の中 色付いているのは
鉄と血の光を帯びた 君と私
錆付いた鎖を手首に繋げた
罪は黒い闇の中
抗うこともなく 沈みゆく
降り注ぐ残酷な歌の中
立ち竦む君の背中
私の中に在るものが疼きだす
そしてやがて黒き歌が止まり
世界に光が途絶えたとき
君は私に手を引かれ
暗い闇に溶け込み消える
モノクロの世界の中 口ずさむ歌は
消えゆく世界への 最後の赦罪
滲み消えることのない朱が語る
この記憶を途絶えさせること
赦されるものは何ひとつ
残ってはいない
そしてやがてこの世界は歪み
砕け消えてゆく定め
君は私に手を引かれ
暗い闇へと世界を置いて
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