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君への風
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作詞 斗望 |
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そっと目を閉じて
掌合わせて
呟く言葉は君への風
そして流れた涙の数は
けして消えない傷跡になるの
また廻る記憶の森
探し当てて開けた扉
その先へ続く世界の空は
果て無き願いを包みこむ
ゆっくりと目を閉じて
掌合わせて
叫んだ言葉は君へ託す
最後の傷跡になるのでしょう
来た道を真直ぐに
帰るにはまだ
十分な時が経っていない
先を見据え立ちすく君は
ただひたすら未来を見る
穏やかに過ぎていく
日々の中で
見つけた言葉は君への思い
最後の記憶は途中で途切れ
また折り返す橋へと繫がる
ゆっくりと目を閉じて
掌合わせて
叫んだ言葉は僕への罪
許した涙は風に乗って遠くへ
君の行く先の道標となる
そっと目を閉じて
君を思い描く
呟く言葉は君に届く
そして流れた涙の数は
けして消えない存在になるの
生きてきた証を
此処に残し
僕は君の帰りを見ずに逝く
また会える時がやってくることは
誰も知らない僕だけが知ってる
君が掴んだ夢の欠片に
繫がるものは
僕の元へと導いてくれるかな
やがて草花も咲き誇り
また廻る世界で君と会おう
君への言葉を残して 僕もゆくよ
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